ローテ有識者を待つ。

私を強くしてください。

ORASローテ 青春のローテチーム戦使用構築 弥生ツイン蛇

わたらいさん弥生さん主催のチーム戦「青春のローテチーム戦」にサブカルパンクロックとして参加させてもらいました。

 

以前のチーム戦の際にボッソウさんめもさんニガナさんで発足されたサブカルパンクロック。輝かしい成績を収めたサブカルパンクロックですが、今回ボッソウさんの都合がつくか怪しいということで私が厚かましくも参入した形となります。

元より仲良しな皆さんとのチーム戦はプレッシャーと楽しさであふれていました。

 

PT誕生の経緯

私が気づいたときにはもうすでにチームメイトは使用ポケモンが大体決まっていました。残りからPTを考える。

まぁいつも通りまずはボッソウさんに相談だ。

今回自分が相談したのは「ピクシーかシャンデラで小さくなりたい」ということ。

ピクシーの対策ってみんなどこまでしているのかという興味と、シャンデラの小さくなるって考慮外だろうなという感覚から。ノリノリで運ゲーを仕掛けたかったわけではないです。が、今回のチームメイトを考えたときにめもさんニガナさんはともに理論立てて盤石なプレイングができる人という認識ですから、おそらく手堅く勝ちをもぎとってくるだろう。そしたら2勝でチームは勝ちですから、私の結果はそんなに関係がない。となると私に求められる役割は、「どちらかが負けてしまったときにホームランを打つこと」です。それで最終的に全チームに勝てばよい。だから格上の相手にも勝てる地雷でなければならないのかな、と考えました。ニッチなポケモンというかピンポイントな戦術というかね。そしたら最初に浮かんだのが運だった。

ボッソウさんからニャオガルピクシーという並びと、呼ぶ霊(ガルド)に強いシャンデラが並ぶのはよいと助言され軸が決定。ニャオガルピクシャン。

地面枠で霊ランドロス、雨や耐久水に少しでも圧がかかるよう霊ボルトロスを採用。電気と地面の一貫も切れてる。

草技をシャンデラにいれなければドサイラグらへんがきつい。ここで小さくなるがなくなる。

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あれ、なんか思ったより貧相…?しかし引き潮っぽくはない並びですね。正統派の香りはほのかに感じます…。うーん、これは、どうなんだろうか。

そこで霊ボルトからスイクンにチェンジ。電気耐性と引き換えに追い風を使えるようになった。雨が動きやすくなったのでピクシーが瞑想で詰ませにかかるしか突破手段なし。相手のボルトも無理ですね。ここで小さくなるが技構成からなくなる。

完全に地雷の動きではなく盤石な壁ガルーラムーブのPT…?

 

という夢を見ました。(挫折)

使ってみてあまり強いと言えなかった。完全に私が壁パを使いこなせない病気だからです。途中色々悩みすぎてデンチュラ育てたりエンテイ厳選したり、ローテフリーで以前8パートナーズで考察したしえるさんが使いそうなリザガブボルト(→ORASローテ パートナーズルール大会振り返り - ローテ有識者を待つ。)みたいなやつを即興で作ってなんとなく数戦使ってみたらそこそこ動けてこっちの方が合ってるんじゃないかなって考えたり。

ちなみにある日深夜に参加者であり運営側でもある弥生さんとニャオガルピクシャンでうっかりフレ戦をしてしまいPTバレしてしまったことでチームメイトからなにやってんだとげんこつされました。結局解散になってくれてよかったです。

前置き長くなりましたが最終的なPTは以下。

 

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ニャオガルピクシーに納得がいかなかったのは、いつもニャオニクスが最後盤面に残る形で負けることとシャンデランドが選出されないことが多々あったからです。

毎回同じ選出になってしまってかつ安定して勝てないのであれば私がこのPTを使うことは対戦相手の脅威にならないと判断。ここで自分の役割として勝ちを手繰り寄せるために

安定したメガガルーラ軸の並びから考慮外の小さくなるが飛んできて確率で詰む

→選出段階でメガハガネールによりプランが制限されて成り行きで詰む

に考え方を切り替えました。PTの変更及び完成は対戦の前日だったかと思います。全員でドタバタして色々迷惑かけてしまいました。

「主要メガ枠にハガネールは強いらしい」という噂を耳にしていまして。今までのチーム戦であまり使用されていないハガネールに手を染めました。ハガネールの良さや使用感を教えてくれためもさん、ハガネールジャローダ使ってる引き潮の方がめんどくさいと言ってくれたニガナさん。チームメイトに感謝でございます。ボッソウさんも変わらず相談聞いてくれて。

ハガネールから組む上で意識したのはローテ強者であり、そして私をローテに導いてくれた恩人の一人である弥生さんのメガハガネール軸。似たような並び、コンセプトにならないようにどうにかできないかと悩みました。トリル役をニャオニクスにしたら霊がほしくなってサマヨ被っちゃうよーとか。殴れる壁役がほしくなってジャロ被っちゃうよーとか。

どうにか遠ざけよう遠ざけようとしながら使えるポケモンの中で妥当な選手をかき集めたところ、既視感を覚える並びに。これ弥生くんが普段つかってる…?ポリゴン2とボルトロスでなんとかちょっとずらして完成。なんでかなぁ、ハガネールももちろんですが、マリルリジャローダウルガモスと並んでいると弥生みをダイレクトに感じますよね。

yayoi-sangatsu.blog.jp

↑弥生くんがしえるくんと対戦してる。今や同じチームなのめちゃアツいですよね。

そして珍しいことに今回はレートや大会では必ず新規育成をする私が初めて新規育成無しで組んだPTです。なのでいままで活躍しなかった子供達の成長した姿を見て感動でした。こんなこともできたのか、お前たちやるやんけ…。ていうか成長したの私ですかね…。えらいすまなんだなぁ。

 

 

なんで構築名にチームメイトでなく主催の名前が入っているんだろうね。

 

 

実数値。メガ前。

f:id:hikishio289:20211007032140p:plainハガネールハガネールナイト(NN:マグネループ) 

ゆうかん 181-150-220-*-87-32 がんじょう→すなのちから

ヘビーボンバー じしん ロックブラスト のろい

f:id:hikishio289:20211007032237p:plainジャローダ@いのちのたま(NN:らりるれろ) 

おくびょう 151-82-116-126-115-181 あまのじゃく 

リーフストーム りゅうのはどう めざめるパワー地 リフレクター

f:id:hikishio289:20211007032325p:plainマリルリ@オボンのみ(NN:ルイス) 

わんぱく 204-101-113-*-101-72 ちからもち

アクアジェット じゃれつく ほろびのうた はらだいこ

f:id:hikishio289:20211007032346p:plainポリゴン2@しんかのきせき(NN:ペテン) アナライズ

ずぶとい 191-82-156-125-117-80 アナライズ

れいとうビーム イカサマ じこさいせい トリックルーム

f:id:hikishio289:20211007032410p:plainウルガモス@ラムのみ(NN:がじろう) 

ひかえめ 192-68-96-187-126-127 ほのおのからだ

ほのおのまい むしのさざめき ちょうのまい はねやすめ

f:id:hikishio289:20210714130742p:plainボルトロスこだわりスカーフ(NN:あそびすけ) 

おくびょう 158-101-96-197-101-151 ちくでん

10まんボルト あくのはどう きあいだま めざめるパワー氷

 

ハガネールを買いかぶった結果、盤面の耐性補完と数値だけで強引に積んでいくのが自身のプレイスタイルから見ても一番やりやすいのでは?からスタート。まずハガネールマリルリの並びが素敵だと感じた。一方で数値的にはハガネールウルガモスっていうのもいい。相手に炎(シャンデラヒードラン)や雨があればマリルリサザンドラクレセリア、鋼がいればウルガモスを選出。

ニガナさんからジャローダ、めもさんからポリゴン2を助言され採用。重力をしないトリルPTとして形が決まる。ボルトロスは余っていたので雑に採用しました。

技構成もなかなか前のめりです。相手の戦術に対する切り返しがほぼなく、積む前提なので挑発にも弱め。身代わりも癒しの鈴もないので状態異常も非常に苦しいです。ジャローダは殴っているだけで、マリルリは太鼓を鳴らした瞬間から脅威になりメガハガネールは圧倒的な耐久から削りを入れてくるため、相手からしたら余裕はないのかもなとは思うのでそこが強みかなぁ?

このメンツでこの仕上がりだと使い終わってやはり改善すべき点しかないように感じました。必要な要素を詰め込んでないのでS操作にも天候にも壁にも搦め手にも弱いのが本当にだめ。適当に組んだのでね。

そしてこの構築は相手に積まれた場合はそのタイミングでこちらも積んでいないと強くないです。そのため中々にサイキッカー度を試されると思います。そして、チーム内で練習してた時に知りましたがハガネールは実はガルーラには強くないです。なのでガルーラの処理ルートだけは意識しておいた方がいいです。今回はチーム戦だったのでガルーラは当たらなければいいなで目をつむってます。なんならかぶり無しチーム戦でなければ使わない方がいい粗い構成だとも思いました。

対戦中だけでも運が良い人はそこそこ戦えると思います。

 

個体についてですが、このハガネールは何を隠そう弥生くんからもらった孵化余りから誕生したポケモンです。なので性格技構成ボールまで多分一緒です。

マリルリは確か修ローテだったかな、そのときのバンギムウマカエンジシのときのやつで、わたらいさんと意気投合した腕白マリルリです。今回はプレーンにオボンを持ちましたが雫でも雨下でもありだなって思っちゃうやつです。

ポリゴン2はあんまり覚えてませんが未来予知メガヤドランのときかなんかに使ってたような。どっか削ってちょいC振りたいポケモンでした。

ウルガモスはさざめきが使いたいからという理由だけでサンガーさんの調整を拝借した個体だったことを思い出しました。今回初めて炎の舞を使いたいと思って技変えて引っ張りだしてきました。壁も基本貼らないのでS振ってない個体だったのがちょっとしんどかった。身代わりに気持ち強くなるよう音技であるさざめきを採用。

ジャローダも結構前ので記憶がありませんが、フレコのユーザーネームと同じNNです。チームメイト含め気づいた方はいらっしゃらないと思いますが。ジャローダとかラトリーとか黄緑の蛇結構好きです。珠前提じゃなかったぽいので10n+1でした。

ボルトロスはいつものやつですね。言うことはありません。一時期ボルトロスが唯一嫌いなポケモンでした。

 

ある程度の戦績は残しましたがこのPTを使って出た答えとしては「相性と数値の高さで戦うのは無理がある」という当たり前のことでした。ハガネールとて常識は覆せてはいませんでした。積む隙さえ作れないわけですからね。PTとしては失敗です。

やるとすればやはり壁願い事欠伸や癒しの鈴でハガネールが何度も動けるような形が必要だと感じました。なので弥生さんの記事の雰囲気がある程度正しい形だと思っています。

私が使った中ではどうしても鈍いが押せなかったです。壁なり欠伸なりなんなりというのを絡めるのは私は苦手ですので、私とこのポケモン自体との相性は悪い方なのかも。

ハガネールは積まないと満足な耐え方をせずさらに攻撃面でもちょい残ししてしまうポケモンです。相手を詰ませる前提だったので壁だったかなともおもいますが、ココドラ入りの取り巻きみたいに高速ポケや優先度で足し算するのが多分えらいですね。となると並び自体を見直した方がいい気がしました。ウルガモス努力値配分は少なくとも違ったのかな?と感じています。羽休め押さなかったし鬼火の方がよかったのかなぁとかね。

 

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↑こちらが私とKPまで同じだった今大会の弥生さんの構築記事。アイキャッチメガガルーラなのも奇跡的に合致。

弥生くんと私がそれぞれを褒めちぎっていますがもしかしたらハガネール使いだからかもしれませんね。

ハガネールというポケモンの認識、最終的な評価、PTの組み方。弥生くんの感じていることと私が感じていることも同じでした。言語化されていて私が語ることはなくなりました。クオリティが高い記事ですのでぜひ読んでみてください。

 

正直ローテしてる人であれば誰が見ても弥生くんのハガネール軸の方が完成度が高く強いと感じるはずですが

弥生くんのハガネール軸は万人がある程度扱えてかつどのルールのローテ大会でも使えるもの、一方このPTは私のようなサイキッカーにしか扱えないかつ被り無しチーム戦だから輝けるもの

というような棲み分けで私は見ています。なんなら予選3勝2敗も同じなのでそこまで変わらないのかもしれない。でも私のもののほうが扱いにくいだろうと思います。

だから私のは参考にはするんじゃないぞ。私は今後この構築は使わないからね。

ピクシー諦めた結果ハガネールで運勝ちしてるから考え方も判断も最高でした。詰むみたいな感じにはなってなさそうでしたけど、ちゃんと考えてやったそこだけは自信を持ちたいですね。運だけど。

 

対戦中のちょっとした感想は次回。おしまい。