ローテ有識者を待つ。

私を強くしてください。

ORASローテ サンプラーココドラ入マンダウインディ

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結構前のもつオフで使ったPT。ボッソウさん作。

2メガで基本はマンダ、雨ならバナを投げる想定。そして裏はほぼほぼウインディを置いて、がむしゃら+誰かの何かで倒すPTです。

ちょっとまたどっかで追記すると思います。

数値はメガ前。

f:id:hikishio289:20210905053604p:plainウインディ@いのちのたま(NN:ホットドッグ)

いじっぱり 167-177-100-*-100-147 いかく 

フレアドライブ しんそく インファイト ワイルドボルト

f:id:hikishio289:20210905053657p:plainココドラ@きのみジュース(NN:サイコローグ)

ゆうかん 12-6-7-6-5-4 がんじょう

がむしゃら まもる きんぞくおん いやなおと

f:id:hikishio289:20210714131700p:plainボーマンダボーマンダナイト(NN:フェルマータ

ようき 171-187-100-*-100-167 いかく→スカイスキン

すてみタックル じしん りゅうのまい はねやすめ

f:id:hikishio289:20210714130936p:plainドサイドン@たつじんのおび(NN:チバニアン

いじっぱり 199-210-151-*-91-69 ハードロック

じしん ロックブラスト かわらわり ほのおのパンチ

f:id:hikishio289:20210905053753p:plainラプラス@オボンのみ(NN:アクアクララ

なまいき 224-106-118-108-154-72 ちょすい

フリーズドライ こおりのつぶて ほろびのうた いやしのすず

f:id:hikishio289:20210905053811p:plainフシギバナフシギバナイト(NN:はなのまい)

ひかえめ 187-*-110-140-131-107 ようりょくそ→あついしぼう

ギガドレイン ヘドロばくだん めざめるパワー炎 こうごうせい

 

どういうコンセプトで話進んでいったかとかどういう立ち回りが理想だったかとか詳しいところまではもうほぼほぼ覚えてはいないんですけど、私の愛するポケモンであるウインディをローテで使ってみないかというお誘いをボッソウさんから受けて考察をしました。

私としてはやはり、ほかの炎ポケモンとどこまで切り離せるか(具体的にはエンテイヒヒダルマ)。差別化というよりは自分として使いやすくならなければ使いたくないなぁと考えていました。シングルをしていた10年ほど前にはウインディを使っていましたがローテとは使用感が全く違ったんです。

そこでボッソウさんから色々助言を受け、じゃあもう構築作ってもらおうかなって甘えてしまったんです。最終的には自分の手になじむ素晴らしい完成度のものをいただけまして大会も予選を抜けました。

しかしながら、いまだに自分の構築力ではウインディは使いこなせないでしょう。今後もあまり手をつけないかも。

 

選出

基本 ココドラ+ボーマンダ+ ラプラスorドサイドン 裏ウインディ

純正雨  ココドラ+フシギバナ+ラプラスorドサイドン 裏ウインディ

型破りや霊が多い時(ドリュ+ガルド)はココドラの選出を控えてラプラスドサイドン両選出にしたり、雨でも雨クチートみたいなときはいつも通りボーマンダを選出します。なんなら単純にボーマンダの通りが悪い相手多め(電気岩鋼とかメガチルタリス)のときはフシギバナが稼働します。

それくらいしか考えません。S操作なし。男の生き様。

私の使うPTの中で一番使っていて楽しいかつ強いと思います。

おとうさーん。

つい先日父が亡くなった。63歳。一般的には多分早いんだろうな。

もっと辛い経験をしている人なんてたくさんいるし別に特別なことでもないんだけれど、やはり自分としては後悔が多い。というのも父との思い出をなかなか思い出せないから。いい人だったなとか尊敬できるなとか感覚ではしっかりあるけど、具体的なエピソードが薄い。30年近く関わってきた相手なのに。

忘れないように、そして後から何か思い出せるように今思い出せる父とのことと最低な自分のどうしようもない後悔を散らかして書いておきます。

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ORASローテ パートナーズルール大会使用ポケモンまとめ

だらだらと振り返りの記事を書いてしまって使用ポケモンについての記述ができなかったのでこちらでまとめます。こっちはできるだけだらだらにならないように気を付けます。とはいえ分量はあります。

私の8パートナーズはこちら。

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地味に使うの楽しくて結果として素晴らしい8匹でした。

裏では6パートナーズ2チアガールズと呼んでいましたが。

ポケモン1度はPTに連れて行きました。

ランドロスパンプジンはPT皆勤賞。全選出はパンプジンのみ。

逆にミノマダムは1度も選出されていません。ごめんね。

8匹のタイプ

偏りすぎ。水地面氷の範囲にめっぽう弱いです。悪はクチート以外、霊は全ポケモンに一貫します。炎は半減できるポケモン自体は2匹いるものの、処理できる打点を持ったポケモンランドロスのみのため火力が高いorはやい炎ポケモンは結構きついです。龍と飛行はまぁやれなくはないですが、そのポケモンの持っているであろうもう一つの技が軒並み刺さる状況にあります。

こちらの8パートナーズから明確に有利だ、と言えるポケモンは多分1匹もいません。あ、メタグロスかも。

8匹のすばやさ

種族値

95>91>86>85>60>54>50>36

最速がヒヒダルマ、最遅がミノマダムです。

明らかに遅いです。かといって遅すぎるほどでもないというか。

スカーフキッスや最速眼鏡サザンドラでタコ殴りにされているだけで試合が終わります。6世代の重要なSラインである100族に誰も達していない以上「100族以上のメガ枠」はそれだけで常に警戒するポケモンとなります(パートナーズにいない場合自由枠としてでも考慮する必要がある)

トリルエースであり相手のトリルに対しても気休め程度の抑止力となるのはギルガルドクチートでしょうか。タイプが被っているためメガバクーダメガハガネールドサイドンなどの地面がトリルエースとして相手にいる場合は潔く謝ることになります。こちらがトリル展開することを考えられないばかりか相手のトリル展開を常に考えておかねばならないストレスはえぐいです。

8匹の攻撃傾向

殴るとして一般的に

物理:クチートヒヒダルマパンプジン

特殊:ヒートロトムチェリム

どちらもできる:ランドロスギルガルドミノマダム・(チェリム?)

ミノマダムに対してどちらもできるって言いたくない。彼女はどちらもできません。でもあのギルガルドとの共通点が鋼タイプだけでなくACの種族値比であることに気付けたのは今大会のおかげです。

チェリム種族値も技も確実に特殊なのですが、特性が発動するとAが上がりますし生長と剣舞があるんです。それがいいたかっただけです。なんならどちらもできません。

クチート以外は割と命中安定なんじゃないかな。

がんせきふうじくらい流石に外さないと思いますよね。私は外しました。

8匹が使えるローテで重宝されている技

トリックルームパンプジン

おいかぜ:なし

リフレクター:ヒートロトムギルガルド

ひかりのかべヒートロトムパンプジン

しんぴのまもり:チェリムミノマダムパンプジン

あくび:ヒヒダルマ

アンコール:ヒヒダルマ

トリック:ヒートロトムパンプジン

ちょうはつ:クチートヒヒダルマ

じゅうりょくランドロス

相手のSを下げる:がんせきふうじ(クチートランドロス)こごえるかぜ(クチート)じならし(ランドロス)エレキネット(ヒートロトムミノマダム)でんじは(ヒートロトム)こわいかお(パンプジン

積み技:つるぎのまいクチートランドロスギルガルドチェリム)ビルドアップ(ランドロスヒヒダルマ)めいそう(ランドロス)ロックカット(ランドロス)ボディパージ(ギルガルド)せいちょう(チェリム

補助デバフ:うそなき(クチートきんぞくおんギルガルドミノマダム)くすぐる(チェリム)ゆうわく(クチートミノマダム)※むしのていこう(ミノマダム

先制技:ふいうち(クチート)かげうち(ギルガルドパンプジン

書いたから多そうに見えますけどちゃんと見たらめっちゃ少ないですこれ。というかそれ以上に分散しすぎていますね。ほかの方のパートナーズなら2匹くらい補助特化ポケモンがいると思いますが、そのポケモンのできる全部とうちの8匹合わせた合計が同数くらいなんじゃないかな。

8匹の特性

クチート:いかく・かいりきバサミちからずく→ちからもち

パンプジン:おみとおし・ものひろい・ふみん

ヒヒダルマちからずく・ダルマモード

ミノマダム:きけんよち・ぼうじん

ランドロス:いかく

ギルガルド:バトルスイッチ

ヒートロトム:ふゆう

チェリム:フラワーギフト

僕が個人的に思うこのパートナーズ一番の欠陥はこれです。

半分が相手に特性が割れている(特性による型の種類を持たない)のです。これはひどいミノマダムヒヒダルマも実質一つみたいなもんですし、チェリムにいたっては特性がないです。

どんなルールであってもそうなのですが、パートナーズルールにおいてもこちらが持っている手札の枚数が相手に多く見えれば見えるほど相手にとって厄介なのは明らかです。こちらのパートナーズは技だけでなく特性も少ない、存在する型の幅が圧倒的に狭いので相手は予想が立てやすいはずです。

ヒヒダルマはダルマモードにすると削れた瞬間弱点が増え霊悪が止まらなくなるのでちからずくになりますが、そうなるとS操作などはできず突撃ゴリラモードにならざるを得なくなります。

きけんよちミノマダムは今大会ボッソウさん戦で出していればボーマンダに対して身震いするのが唯一の大活躍シーンだったかと思いますがこれは残念ながら幻と消えてしまいました。

 

これでこの結果はよく戦った方だと思いませんか?もし少しでもすごいと思ったら直接褒めてくださいね。喜びます。

以下、実数値はメガ前のもの。ギルガルドはシールド。自由枠は青。

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ORASローテ パートナーズルール大会振り返り

先日オンラインにて行われた、めもさん主催のORASローテーションバトル 8パートナーズルールの大会に参加してきました。引き潮です。

パートナーズルールの大会に参加するのは今回が初めてだったので何一つやり方がわかりませんでした。ローテレートが終わって結構経ちますが、まだ自分の中にローテで初めての事ってあるもんだなぁ。今後もこういった変則的なルールの大会にも積極的に参加していけたらと思っております。

さて、取り立てて言うことでもないんですが先にお伝えしておきたいことがあります。

それは、今大会ブロック分けが行われた時点から自分が対戦相手の方のブログや過去の別の大会でのBVなどを隅々まで確認したということです。

もちろんみなさんも多かれ少なかれ参考としてこういった調査はしていることと思います。が、予選を消化していく中で「配信もしておらずブログも書いていない自分は相手から見て正体不明なわけで、さすがにこれはフェアじゃないかも」と考えるようになりました。

もし今後こういった大会がまた開催されるならばそのときのために自分もリスクを背負って対等な関係でありたいと思ったので今回記事を書くに至りました。

もし対戦してくださった方の中で許せないという方がいらっしゃいましたらその方には誠意をもって謝罪させていただきます。次はフェアな状態で対戦することをお約束します。

 

前置きが長くなってしまいました。以下、もっとだらだら本文。

参加申請

元々は時間帯に都合をつけられるか怪しいという不確定な要素を理由に不参加を表明していました。が、気持ちが変わりました。

ウマ娘って知ってますか?最近流行ってるアプリゲーム。僕もやっているんですけど、すごくいいです。何がいいって、キャラクターがみんな一生懸命走ってて、負けても誰も夢諦めないんですよね。可愛い女の子がアイドルみたいな感じで夢に向かって頑張るような作品ってたくさんあると思うんですけど、僕の中ではそういった作品とは全然違う感覚なんです。馬の要素が根底にあるので、走ることや競うことにためらいがなく、ちょっとした悩みも走ることでしか解決しない。本能として諦める選択肢がないようなイメージ。どんだけ不調でもトレーニングくるしレース出るし。負けて悔しがるし次の目標決めるし。その一生懸命さ、自分は生きてきて一回もなかったなぁと、刺さってしまったのですね。自分もまずやってみよう、と。諦めずに徐々に成長していこう、と。そもそも育成ゲーム自体…(早口なオタク)

そして申請。

パートナーズですが、以前から気になっていたことの実験がしたくて今回のものに落ち着きました。

「大会主催者がPT例として書くものはどれくらい戦えるのか」

申請例って人によっては大喜利スペースだったりするじゃないですか。あり得んやろこんなPTっていう。でもあれで実際戦おうとしたらどうなるんだろう、という興味。必ず悩んで文句言うんだろうけどきっと楽しいに違いない。

今回のルールで自由枠を1匹連れていけるというのがあったので「私がやれば私にしかできないPTになる」というのが色濃いのも実行した理由です。決まったポケモン6匹PTならば実力者がやった方がいいですから。私にしか作れない部分があるのでただの愉快犯って感じにならなかったのもよかった。意図的におふざけでこの8匹を僕が選んだわけじゃないんだぞ。申請例と一緒って気づいてた人いるのかなぁ?

本当は名前もローテたろうが良かったのですが、そこは再現できませんでした。

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パートナーズ。クセがスゴいネタGPの様なキャスティング。

予選

ブロック分けが発表されメンツを確認。

シュガーさん、しえるさんとは以前から仲が良く定期的に遊びに行ったりもするお友達。

ボッソウさんとも仲が良く、今まで出た大会の相談はまず彼にしていたほど。

わかめさんとは対戦歴はありませんでしたが、もつオフでお会いしていましたね。まさか本当に1年以上東海オフ開けないとはね、びっくりですよね。

このメンバー、そしてパートナーズを確認してまず思ったのは「自分の趣味に合った楽しそうなブロックだなぁ」、そして次に思ったのは「絶対に全勝したい!」でした。

正直こんなに勝ちたいと思ったのは初めてでした。あんまそういうの言えない実力ですし今までずっと逃げてたんだと思います。

よく対戦する人、初めて対戦する人、一度も勝てない相手、永遠のライバル。それぞれ違う関係性の相手ですが全員に勝ってみたいという気持ちは等しかったです。(パートナーズとの温度差ね)

ここで、参加者のポケモンを研究しつくすことを決めました。

シュガーさんしえるさんはよく使っているポケモンの並びが見え、わかめさんも直近で開かれた大会のPTでの使用ポケモンが多く見られたからです。社会人にゲームをする時間は少ない。自由枠以外はあまり新規育成をしなさそうだと考えました。

そこで新年度ローテチーム戦の該当BVと参加者のブログを確認。参加者ごとにパワポに全部メモ。慣れないのもありだいぶ時間をかけて考察しました。冷静に判断して相手は全員格上ですから実力差は考察時間で埋めます。

 

twitcasting.tv

VS シュガー  f:id:hikishio289:20210705112056p:plainf:id:hikishio289:20210714130457p:plainf:id:hikishio289:20210714130525p:plainf:id:hikishio289:20210714130547p:plainf:id:hikishio289:20210714130646p:plainf:id:hikishio289:20210714130700p:plainf:id:hikishio289:20210714130726p:plainf:id:hikishio289:20210714130742p:plain 続きを読む

懐古④ サブカルパンクロック

二回目のもつオフは弥生くんの主催した2020年だった。

世の中にはちらほらとコロナのニュースが入ってくるくらいの時期だった。

開催自体は決定していたし、私も参加することに決めていた。ただ弥生くんに会いたかった。

 

「もつオフのPT決まってる?」とボッソウくんに声をかけられた。

全く決まっていなかった。私にとっては弥生くんと会う口実でしかなかったからPTのことはあまり気にしていなかった。

何も決まっていないならウインディ使えばいいじゃん、と提案された。

私はウインディが一番好きだ。BWのときはウインディをずっと使っていた。いつしかウインディをPTに入れなくなって、ローテでも一度も使っていなかった。理由はウインディはローテできっと活躍できないと思っていたからだ。弱い、ではないが輝くのはきっとダブルやトリプルの方だろうと思っていた。だから幾度も使おうと思ってはやめていた。

ウインディ使っても勝てるようなPT組めないし可哀想だからやらないというような返答をした。加えて「勝ちに行くようなプレイヤーじゃないし」と言ったと思う。

ボッソウくんから少し熱の入った感じで叱られた。

「引き潮はできるんだから勝ちにいけばいいじゃん。それなら僕がウインディ入りの強いPTを組む。だから本気で優勝狙いなよ」

実際はどうだったか、多少美化してるかもしれないけどこんなやり取りがあった。

そうだった、チーム戦の時に感じたことと同じだった。個人戦だから個人の責任で何をしてもいいと思っていた。大会の迷惑にならず滞りなくゲームが成立すればその先の熱量はなんでもいいと思っていた。

でもチーム戦じゃなくても、本気で取り組んで結果を出した人におめでとうと称賛していいのは本気で取り組んだ自分じゃないのか。自分の役割なんて考えは誰も望んでいなくて、結果が出た後の評価ではないのか。

ボッソウくんは前回のチーム戦で友人のPTを考えたんじゃないかと思うし、きっと彼の中でも何かが変わったんじゃなかろうか。

真っすぐ入った衝撃に多少うろたえてしまったが私はボッソウくんの期待に応えたかった。やっぱり私も「結果」を出したかった。

 

ローテレートが終わるとき、でぃーちょさんたちが大会を開いた。レーティングで結果を残した人と週末ローテで結果を残した人が参加できるとかそんな感じだったと思う。

対戦の世界だから誰が強いかを決めるグランドチャンピオン大会みたいのはあればもちろん盛り上がる。自分も誰が優勝するのか気になっていた。

しかしどこかで、しっかりと線を引かれた寂しさもあった。間に合わなかった。みんなの遊ぶ場所に自分は入れなかった。もっと真剣に取り組んでいたら届いた場所だろうか。きっと自分は下手だから入れてもらえなかっただろうな。そんなことを考えていた。非公式な大会だからより傷は深かった。自分はそっちじゃないって決めた理由の一つでもあった。

 

ボッソウくんの一言が、あとどれくらいローテを遊ぶ人がいるのか分からないこの瞬間が、チーム戦でのしこりが、私の取り組み方をほんの少し変えた。でも自分の中では大きな地殻変動だった。

それからPTを一緒に考えては練習をした。分からないことはなんでも聞いた。ボッソウくんはうんざりしていたかもしれないけど、理解できないまま準備不足のまま挑みたくなかった。ボッソウくんが使えばもっと勝てた、って思われたくなかったから初歩的なことも恥ずかしげもなく質問した。心配しすぎるくらい心配した。

ウインディから始まったPTは奇しくも私の好きなポケモンだけの並びになった。その中に入ったココドラ、ボッソウくんがよく使っていたレベル1ココドラ。個体こそ違うが参加しないボッソウくんの代わりとして結果を出してくれと託されたポケモンだった。

調整には参加者であるニガナちゃんにも付き合ってもらった。

 

もつオフにはseemさんの車に乗せてもらって向かった。しっとさんとしえるくんとタケダさんもいた。

しっとさんとは前回のもつオフで出会ってはいたがその時は確かしっとさんはスタッフで、関わりはほぼなかった。その後関西のローテの何かしらのオフで対戦したと思う。タラプファイアローを使っていたような気がするのだがそれがしっとさんじゃなかったらすみません。ずっと面白いご機嫌な人。切れ味が鋭い。

seemさんとも前回のもつオフで会っていて、実直な人だと思っていた。それからちょこちょこオフで一緒になるが対戦もせず会話もあまりせず、でも修ローテで優勝したときは流石だなと思っていた。

タケダさんはこのとき完全に初めましてだった。

車の中でみんなでPTの話をしていた。まだ準備してないなんて話もあった。ゴリゴリに準備して鼻息荒かったけどなんとか隠して話を聞いていた。

 

大会当日、ブロック分けでニガナちゃんと一緒になった。負けた。

このPTで個人戦では初めて大会の予選を抜ける。決勝トナメでは1落ち。れもんあめさんにボコスコに負けた。

でも本気で取り組んだからいつもより緊張したし楽しかった。バカみたいだけどもっと早くやってたらもっと早く結果出してたかもしれない。ボッソウくんの貢献ありきだけど。

 

もつオフが終わってすぐニガナちゃんにチーム戦に誘われた。新年度ローテチーム戦。

その時少し忙しかったこと、やはり自分ではPTを組めないことを理由に断ることにした。チーム戦だからこそ全力でやりたかった。

私が断ったことで、結果としてサブカルパンクロックが生まれた。ニガナちゃん、ボッソウくんともう一人はめもさんに決まった。

めもさんとはもつオフの本戦(打ち上げ)にて出会って少し話した。直後対戦して負けた。面白いPTを使う人で出会った中ではトップクラスのほんとにポケモン好きな人間。

私は都合がつくときには調整に付き合いますよと伝えていた。が、時が進むにつれてチーム戦に関係ない自分がいるのは悪影響だと思うようになりサーバーを離れた。

彼らで協力して掴んだ結果に自分が少しでも入ることをよく思えなかった。それくらい完成したチームだった。

それから少しの間はポケモンと距離を置いた。

 

2021年に声をかけてもらったのがめもさん主催の8パートナーズの大会だった。

ローテでもいつもと違う大会を開くからみんなで参加しようということでありがたくも誘ってもらえた。最初は不参加を予定していたが、ここで参加しなかったらもう本当に触らなくなるかもなと思い直し参加。やるなら自分にしかできない方法で結果を出したくてああいった形に落ち着いた。記事にしてますのでぜひ読んでください。

全力で勝ちに行った。ほんとに勝ちたかった。前回はボッソウくんの助けもあったけど、今回は自分でもそれなりにできると証明したかった。ブロック分けを見てそう思った。

この大会中サブカルパンクロックの3人とよくポケモンの話をした。主催もいれば同じブロックの人もいたから大会に直接関係することは話せなかったがやんわり牽制したり全く別のPTでフレ戦をして感覚を呼び起こしたりした。

一番ポケモンしたなぁと思っていた。結果は予選抜けの1落ち。それでよかった。今までとはもう違う目線でローテをしていた。お互いをたたえ合った。

 

この大会が終わってすぐにボッソウくんからまた声をかけられる。

「次のチーム戦、忙しくて参加できるかわからない僕の代わりにサブカルパンクロックとして参加してほしい」

快く引き受けた。迷惑な姿勢では取り組まない。青春のローテチーム戦、優勝すると決めていた。

それからチームで毎日のようにたくさん会議をして、ボッソウくんが暇なときには内容を伝えて改善点を聞いた。めもさんのPTが決まり、ニガナちゃんのPTも大体決まって練習をしていた。私はそこそこ決めては白紙に戻した。なじまなかった。

ちょうどしえるくんとチーム戦を共催したときくらいから、自分がローテ史において何だったかを考えていた。もちろん結果を残していなかったから何者でもなかったのだけど、ローテレートが終わりローテを遊んでいた強者たちがすこしずついなくなっていって私のふざけたPTや理解の行き届いていない立ち回りが変に残って目立ってしまうのは嫌だなと考えていた。王道のプレイヤー、王道の立ち回りができる人間にならなくてはローテの正確なゲーム性が伝わらないなんてこともあるのかもなと愚かなことを考えていた。

耐性と範囲の一致とか、サポートで壁貼ってエースで積んで殴るとか、一から復習していたからこの大会でもそういうPTを目指しては失敗していた。

結果、直前に突貫工事で作り上げたのだがチームメイトは嫌な顔せず練習に付き合ってくれた。めちゃめちゃ振り回したのに、良い仲間だった。

私たちは優勝した。たくさんの窮地はあったがチームメイトを信頼していたから負けるとは思わなかった。優勝する瞬間をボッソウくんに届けられて誇らしかった。

一番ポケモンしたなって思ったってさっき書いたけど今大会こそ一番ポケモンしてた。すぐ更新するくらい特別なチームだった。

サブカルパンクロックは今でも色々話すくらい仲がいいが、優勝したあとにはもし次チーム戦が開催された時は私はサブカルパンクロックには入らないと伝えた。

あくまでも私はピンチヒッターだと思っていた。もちろん4人は対等だけど、チームとなれば私は最高の控え。だとしたら外に出て万全のこの人たちと戦いたかった。そしてこの大会中に誘ってくれていたうめqさんと次はチームを組んでみたいと思っていた。

サブカルパンクロックの中で対戦の実力は私が間違いなく一番下だ。でも彼らとは考え方が唯一違う私だからできる一手がある。唯一彼らを驚かせるのも私だと思っている。

 

弥生くんが主催のゴールデンローテオン。個人戦で張り切るつもりだったがいろいろあってPTを準備できず、かといって不参加とは言えなかった。だから自分のイメージとは合わなさそうなポケモンを使ってみようと思った。壁パにできなかったのだけ悔やまれるけど弥生くんっぽくなったかな?ちゃんと全勝するつもりでいた。

結果は散々だった。立ち回りがどうしようもなかった。私は準備をしなきゃいけない人間なんだなと気付けた。足りない自分のままで次は勝ちたい。

めもさんが準優勝、ボッソウくんもベスト8と素晴らしい結果を残していた。嬉しい。

 

そうして3DSのオンラインサービスが終了することが決まった。ローテ二度目の完結。

わたらいさんが主催する永遠のローテチーム戦。ニガナちゃんに誘われて参加を決めた。もう一人はうめqさん。最後にもう一つ結果を残したかった。

今まで使ってこなかった天候パに着手。壁も使えそうなら使おう。今までできなかったことを少しは克服して終わりたかった。思えば常に直線的な、ダメージレースを相性補完で受けて制するサイキック構築を使っていた。今回も8割はサイキッカーだったが自分への課題要素もいれた。

ニガナちゃんとは今回も何度も考えがぶつかった。私はサブパンの3人と違ってPTの組み方が実践的というか、使ったポケモンの中から強いものを選びたいタイプだ。30回でも40回でも対戦してその中で削ぎ落として決めたい。しかしだいたいの人はまず使うPTを決めてテコ入れをする。真逆だ。だから会話が成立しない。ニガナちゃんはよくこんな奴をチームに入れてくれた。懐の深さがえげつない。サブパンで一番強くなるのはニガナちゃんじゃないかと思うことが多々ある。

うめqは終始穏やかで、気づけば対戦も消化していた。アドバイスもたくさんくれた。

予選が終わって、サブカルパンクロックの4人は別々のチームでみんな予選抜けを決めた。嬉しくて仕方なかった。私は優勝できるに決まっているとさえ思っていた。

ところがこの決勝トナメの期間中に心が完全に弱る。何をどれだけ考えても勝てるビジョンが見えない。都合のいい展開を考えたときでさえできないと思ってしまうくらい、自分の弱さにうんざりしていた。勝負事で必要なのはアスリートのメンタルだ。何をしてでも、なんてことは考えなくてもいい。ただ自分の選択を信じられるか。完全に心が折れていた私は結局負け続けた。チームメイトに勝ってもらってなんとか優勝はした。

なにも達成できなかったけど、結果だけもらえた。なんだか少し申し訳なかった。さすがに胸は張れないなぁ。

 

そうして完全に満足してしまった。最大限やってやっぱりセンスがないことが分かった。10年。それだけかけて分かったことは間違いないし納得せざるを得ない。悲しいことじゃない、とても前向きなただの実験結果だ。センスがないのに楽しめたんだから最高なことだ。それに決して努力が足りていたとも思わない。ただそのときにやれることだけやって最低限の笑顔だけ生み出したんだから上等だったのだ。そしてやっぱり誰かと遊ぶのは楽しい。弥生君が、ひこさんが、しえるくんが、サブカルパンクロックが沈んだ私を助けてくれたから10年もやれたんだ。もうオンラインはなくなるけど、これからは遊びたい人の為に遊ぶんだ。彼らのように誰かに手を差し伸べて引っ張り上げるようなことはできないかもしれないが、遊びたいと叫ぶ人のことは絶対に無視しない。そういう付き合い方をして生きようね。

懐古③ 変わり始める

もつオフには二回参加した。

一回目はひこさんたちと新幹線で行ったときで2016年の9月のこと。(万葉の湯のレシートが出土したので間違いない)

ひこさんにPT相談してエンテイを借りた。メガヘラエンテイエンペルトのはずなんですがここら辺の時期の大会のPTの並びに関する情報がごっそりどこにも残っていませんでした。おかしい。
このときにわたらいさんと出会ったと記憶している。以前から弥生くんを介して知り合ってはいたが実際に会うのは初めて。ほんとに面白い変わった人だなって印象で今でも変わっていません。ずっとピュアで明るいプラスな人って感じです。わたらいさんにはそれからよくしてもらって一緒にチーム戦も出た。私のローテの先生のイメージがある。

もつオフの対戦ではビリーヌさんと初対戦、うめqさんとも出会った。ジュンさんも同じブロックだったような気がする。

ビリーヌさんとはずっと接点がなく、何人か隔てて繋がっている状態だったが対戦をした後も別に会話もなく元の状態に戻っていた。ただ、ビリーヌさんはどんなオフでも差し入れをはじめ色々準備してきてくれる人でローテ勢としては足を向けて寝られない存在です。

うめqさんとは私が初めて参加した週末ローテで対戦したのがきっかけで知り合った。スタートはゴロンダ使いとして意気投合。雨パが苦手な自分には天敵のような人だが面白い視点も持っていて心穏やかで出会ってからずっと好き。

ジュンさんとはことあるごとに対戦している気がする。出会ったのはもつオフより前だったかな?ひこさんの後輩さんで、同郷なのもありお互い好きなポケモンも同じで奇跡的だったので話すようになりましたね。私はジュンさんとはフリーで当たると勝ち気味で大会で当たると負け気味。

 

このもつオフでは予選も抜けずで自分もそこまでガツガツしてなかったので、逢いたい人に会えて楽しくて良かったで帰った。が、周りの人たちの本気を感じたこともあって、またここらへんから前に記したしえるくんとの「結果」フェーズに入るので複雑な気持ちを抱くようになる。自分はどっちの人間になるのか、なりたいのか。

二回目のもつオフは2020年の2月。次回触れます。

 

もつオフの後に出たのは2018年の修ローテ。ひこさん主催。参加するに決まっていた。

この大会で初めて予選抜けるかもしれないなくらいの成績になった。結果抜けなかったんですけど。特にPTが納得できる完成度だったわけでもなく安定した勝ち方が分かるわけでもなく、ローテではこれ以上の結果は出せないなと感じた。プレイヤーとしてうまくなることはもうないだろう。長く遊んできてまだみんなに見えている択が私には見えていなかった。久しぶりに遊ぶゲームなのにみんなうまい。大会に出るときはにぎやかしに徹したほうがいいなという気になった修ローテだった。

 

その後の大会にはなかなか出られず、次に出たのはしえるくんとの共催のオンラインチーム戦だったはず。しえるくんが大会を開きたいと相談してくれてとても嬉しかったのを覚えている。彼はもう人を集められる立場の人間だとずっと思っていた。賢くて知り合いの多いしえるくん。まぁ間違いないですよ。

協力していく中で私の仕事はほとんどなく、それなら盛り上げる側として参加しようと決めた。1ミリでもいいから誰かの印象に残って大会にプラスになればと思っていた。

わたらいさんから初めてローテをする人がいるから誰かチームに入ってほしいという話を聞いて立候補。勝ち負けより楽しさをまず伝えて貢献したく、積極的に連絡を取った。本当に楽しかった。その新規参入プレイヤーがどみのさん。本当にお上手な人でした。

このチームに入ってなお実力不足は痛感するところで、許可ももらっていたので自由なPTで出場を決意。草津スタンとなる。
ほりさきさんの大会に続きここでもくろすけさんと対戦する縁があった。くろすけさんとは何かと大会で当たって毎試合負ける。しかも救いようのない負け方。私と違って本当に強い人だ。ローテレートが終わってからもくろすけさんみたいなレベルの人と出会うのは本当に面白い。

この大会では最終的に予選を抜けて大会規定で失格になったが、個人としては大会が無事に終わった喜びが大きかった。向き合い方についてまたぐらぐらしていて、大会が終わるとぐったり疲れていた。自分の感情を許可してもらっていたとはいえチームに少し失礼だったかもなと後悔もあった。自分が負けようがチームとして勝っていれば喜べばいいのだが、自分の負けでチームメイトにかかる心的負担を考えていなかった。やはりPTは真面目に勝ちにいかなきゃチームメイトに失礼。もちろん手を抜いてはいないけど引っかかるものが残ってしまった。

 

しえるくんと共催したこのチーム戦がもしかしたら私を変え始めたのかもしれない。そしてもう一人、きっとここで変わったんじゃないかと推測している。